ネガポジツレヅレ

情緒が安定しないおたく

三日坊主ですらない

思い立ってブログを作ったのまでは良かったけど、一回書いて飽きてしまったらしい過去の私の記事がありましたね。そんなときもあるね。

ところで前回のブログを見るに5月末の時点で私は前職に疲弊していたようなんですけど、4月の半ばから働き始めてたはずなのでまだ5月末って働き始めて1ヶ月と少ししか経ってない時期のはずなんですよ。そんな時期にすでに毎日怒られていたのだなぁ…。そうかぁ…。って気持ちです。

そういうわけで、別に何の毒にも薬にもならない話だけど私が3ヶ月とちょっとで辞めた前の職場の話をしよう。辞める際の参考にはならないぞ!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

前の職場は児童デイだったんですよね。
なんでそんなとこ選んだのかって言われたら「何かしら子どもに関わる仕事がしてみたかった」ってただそれだけなんですけど。実際子どもの相手は楽しかったぞ…叩かれても噛まれても最終的に笑顔が見られればそれで可愛いものだった。許す。

まあしかし、そんな万年人手不足の現場職に入るのがどういうことなのかと言うのを分かっていなかったのは反省すべき点だったんだね。
人がいない。私の指導役の先輩は入ってちょうど1年で来月に辞める予定の人だった。正社員の中ではその人が一番の古株だった。それより古株だったパートさんは私が入るのとほとんど入れ替わりで辞めた。私が入る前5人いた職員は私が入って1ヶ月経たないうちに3人になった。しかも休みが日+シフト休だったから週の出勤5日のうち2日は職員が二人しかいない。別枠で所長はいるけどいつもあちこち動き回ってて施設にはあまりいない人だった。

話は変わりますが、私は飲み込みが早いタイプではない。むしろ反復学習が必要で時間がかかるタイプである。そんな私が人手が足りず即戦力を求められる職場でまともに働けるわけがなかったのだ。

指導役の先輩が辞めるまでの間に一通りのことは教えられた。しかし人の入れ替わりが激しい職場で指導のノウハウが確立してるわけもなく、新卒1年目の人間の指導がうまいわけもなく、現場仕事にメモを取る暇があるわけもなく。その時点でこれは無理かもしれないと思った。やることが覚えられない。覚えが悪い私に対して指導役の先輩の苛立ちも溜まる。「教えたことを何度も聞くな」と言われてしまっては完全に萎縮せざるをえなかった。覚えられていない私が悪い、メモを取れていない私が悪い。
そんなものだったのでこの辺りから同僚が怖かった。というか私の休憩中に私の悪口言ってたの聞こえてましたからね。なんせ建物狭いですからね。泣くぞ。7月末までは働いてたけど真夏でも頑なにマスクをつけていたのは同僚と顔を合わせたくなかったからでした。正直暑かったので子どもしかいないときはマスク外してた。

同僚相手に完全に萎縮していたことが災いして余計に仕事ができなくなった。声を掛けるのが怖い。「そんなことをいちいち聞くな」と言われる案件と「なにも言わずに勝手にやるな」と云われる案件の区別が付けられない。人のせいにするけど誰も教えてくれなかったのが悪い。いつもびくびくしながら仕事をしていた。声を掛けないと困ることが多々起こるような職場で私のような人間は致命的に使えない人だった。これは無理だなと思った。

試用期間終わりで辞めさせてください と。
何度目かもわからない注意を所長から直々に受けてるときに、緊張のピークで震える声をどうにか絞り出した。正直このあたりは記憶がかなり曖昧なんですけど。確か最初は受理してもらえてた気がする。数日後に却下されたけど。
夜眠るのが嫌になって、職場ですら涙をこらえられなくなって、そろそろ死にたいなあと思い始めて、こりゃあかんなとメンタルクリニック通いを始めた。就活してたときも一時期大学の精神外来にお世話になっていたので再開したと言った方が正しいかもしれない。その件も伝えた。なぜ面接の時に言わなかったのかと怒られた。そうね。だってそのときもう通院してなかったんだもん。
ひとまず診断書を貰ってこいと言われ、先生に相談したところ、休職を推薦する診断書をもらった。所長に出した。「これを出したら休めると思ったの?」と怒られた。いやだって、出せって言ったじゃん。それ3000円くらいしたんですよ。ただの紙切れになった。おそらくこの辺りが6月末~7月頭くらいの話。

なんやかんや言われ、「新しい人が来るまで辞めさせない」と言われていた私は、毎日めちゃくちゃ落ち込みながら仕事に行っていた。相変わらず仕事中に涙は出てくるし夜は眠れてなくて非常に効率が悪い。学校は夏休みだったので施設で遠足に行った。ここでも私は昼のおやつを施設に忘れ、行きの車でうたた寝するというとんでも失態を犯していた。まあ怒られた。当然ですね。仕事中寝てたらそりゃ怒るわな。私もそう思う。
そう思うから、もうだめだと思った。
明日も明後日も明明後日も毎日こんなでき損ない具合を晒して怒られ続けるのかと思うと耐えられなかった。

どうにかして明日仕事に行きたくない。そのまま辞めたい。その時はなぜか五体満足でばっくれられないと思っていた。明日いきなり仕事に行かないで済むようにするためには死にかけでもしないとだめだと思った。
死にたいわけではなかったので、なるべく痛いのはやだなあと思っていた。飛び降りはそんなに高くなければ意外と生き残るって調べたら出てきたけど下手なところ怪我して下半身不随とかになってもこまる。電車は一瞬で死ねそうだけど家族にめちゃめちゃ賠償金発生してしまうと聞いた気がしたのでそれもだめだ。
変なところでびびった私の結論は「蕎麦を食う」だった。蕎麦アレルギー持ちなんですよ。昔一回「そろそろ食えるんじゃね…?」と思って年越し蕎麦一口食べたら喉まで腫れて散々な新年を迎えたことがあるので良い子は真似したらだめだぞ!しないか!!
そんなわけで仕事帰りに職場近くのスーパーでとろろそばを買ってイートインコーナーで食べた。そしたら意外と美味しくいただけてしまった。
えっ…まさか治った…?と複雑な気持ちを抱えつつまっすぐ家に帰る気にもなれなかったのでバス15分ほどの道のりを歩いて帰った。そしたら徐々に気持ち悪くなってきた。どうやら遅効性だったようだ。とろろパワーか。
そんでふらふら歩きながら時々吐いて最終的に縁石に座り込んでえずいてたところを通りがかりの親切な方に救急車を呼ばれて搬送されるんですけど、あのときの名も知らぬお兄さんありがとう…職場なんかに菓子折りを渡すより貴方に菓子折りを渡したかった…。
まあそれで救急車が来るじゃないですか。意識はあるんで蕎麦食ってこうなったって救急隊員さんにも運ばれた先の病院の先生にも話したんだけど冷静になったら「なぜ私はわざわざ自分で体調不良作ってこの人達の手を煩わせているんだ…?」ってなってめちゃめちゃ申し訳なかったよね。でも救急搬送された先の病院の先生優しかった。仕事行きたくなくて蕎麦食ったあほにも優しかった。一晩は入院ってことになってひとまずこれで明日の仕事は休めると安心した。
そんなことしたので、そのあとも強制的に休んでそのまま月末で辞めるって一方的に手紙出したんでほぼ顔合わせてないんですけどね。荷物引き取りに行って菓子折り渡してきたときも一番苦手じゃなかった職員さんと顔合わせただけだったのでそのまま。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

良い子は真似したらだめだぞ!!!!
救急搬送めっちゃ高くつくらしいからな。
あとで母に言われた。すまねえ。

ただ私は反省はしてるんですけど後悔はしてないので辞めたくなったらこうなる前に辞めた方がいいと思います。そういう話だったっけ?違うかもしれないけどまあいいか。


今の職場の上司に「○○さんはよくわからないとこ多いし自己主張少ないけど頑張ってるのはよくわかるし実際役に立ってるよ」みたいなことを言われてうっかり泣いてしまったので色々思い出したのでありました。めちゃめちゃちゃんと気にしてくれてて動揺した。
前の職場さっさと辞めてよかった…。心からそう思った一日でありました。

それなりに楽しく生きております。

徒然なるままに

おとこもすなるにきといふものを…は紀貫之でしたね。なんだったっけ。更級日記だったっけ。

特に何かを伝えたいわけでも発信したいわけでもなく、なんとなく日々がしんどいなあ、ぺっと吐き出してすっきりしたいものだなあ、とただそれだけの吐き溜めです。匿名性を活かして知り合いにバレないよう思いきりネガティブ感情を吐き出してしまおうとね。
ノートに書いとけよって思うじゃないですか。正直私もそう思うんですけどね。微妙に誰かに聞いてほしい気持ちも抑えきれなかったわけですよ。でも知り合いに聞いてもらうのは意地とか申し訳なさとか色々に妨げられてとてもじゃないけど言えないなあと。いやTwitterとかでぶつぶつ言ってることありますけども。数年後には黒歴史になってたりするかもしれませんけどね。その時はその時ですね。

誰かが私の愚痴を見かけて「あ~~わかるわかるそういうことあるよね~~」とか思ってそんなんで悩んでるの自分一人じゃないんだなって思ってくれたらいいのにね。くだらないことでも本人にとっちゃものすごく重大な悩みだったりするんやで。

生命力がそもそも違う人間っていますやん。「なんであの人はあんなにできるのに自分はこんなことで疲れてるんだろう」とか落ち込むこともありますやん。どうあがいたって同じ風にはなれないんじゃないかと思うよ。頑張ればなれる?努力すれば近付ける?できる人が努力してないなんて言わないし頑張ってないなんて思わないけれど、そこは尊敬すべき部分であるけれど、誰か一人ができるから頑張れば誰でもそこまで辿り着けるかって言われたらそんなわけはないだろうと思う。本人が頑張るのは良いことだ。自分に限界を決める必要はない。ただ、他人が自分の物差しで人を測って頑張ってないなんて評するのは勘弁してほしい。生きるのって疲れるなあ、と思うよね。

毎日毎日怒られて注意されて針の筵にいるような気分でどうしてパフォーマンスが上昇するだろうか。

とかなんとか考えながら、明日になればまた仕事だと思うとため息が止まらない私でした。